笑うと小鼻が広がる2つの原因とその対処法【現役医師が解説】

「笑うと小鼻が広がって大きく見える」

「鼻を小さくしたい」

とお悩みではありませんか？小鼻が広がっているいわゆる

団子鼻は、顔全体の印象をぼやっとさせてしまうことも。私は団子鼻自体には可愛らしい印象を持ちますが、感じ方は人それぞれですので中には気になってしまう方もいます。

そもそもなぜ表情とともに小鼻が広がってしまうのでしょうか？この記事では小鼻が広がってしまう原因はもちろんのこと、その対処法までご紹介します。

私も医師として小鼻について悩んでいる方のお力添えができればと思います。

小鼻が広がる2つの原因

まずは、なぜ小鼻が広がってしまうのかについて考えてみましょう。小鼻が広がってしまう原因として次の2つの要素が考えられています。

1. 頬の筋肉に引っ張れらるから
2. もともと鼻の形によって強調されてしまうから

それぞれ詳しく解説します。

原因①：頬の筋肉に引っ張られるから

そもそも人の顔の構造上、個人差はありますが、笑うと小鼻が広がります。なぜなら、笑顔を作るときは頬の筋肉（上唇鼻翼挙筋）に小鼻が引っ張られるからです。

笑った際に小鼻の広がり具合・目立ち方に差があるのは、小鼻を引っ張る顎の筋肉の力や表情の作り方によるものです。このように笑った時に小鼻が強調されてしまうのは、その顎の筋力が強い場合や表情の作り方の癖による場合が多いです。

原因②：もともと鼻の形によって強調されてしまうから

小鼻が広がってしまう人の中には、もともとの鼻の形によって強調されて見えてしまう方や、またもともとの鼻の形によって笑うとさらに小鼻が強調されて見えてしまう方もいます。

患者様で「笑うと小鼻が広がるのが嫌だ」というお悩みの方の多くは、原因が①＋②が組み合わさっている場合がほとんどです。

小鼻を小さくするための2つの対処法

ここまで、なぜ笑うと小鼻が広がってしまうのかについて解説してきました。次に気になるのは「どうすれば小鼻が広がるのを防げるのか」「どうすれば小鼻を小さくできるのか」ですね。ここでは主な対処法を2つご紹介します。

1. ボトックス注射
2. 小鼻縮小術

こちらの2つの対処法について、どのような方におすすめなのか、どのような効果が期待できるのかを詳しく説明します。

対処法①：ボトックス注射

小鼻を引っ張る顎の筋肉が強く、小鼻の広がりが大きく気になる方や、切開系の施術には抵抗があるという方には、「ボトックス注射」が大変オススメとなっております。ボトックスは小鼻を広げる筋肉の動きを抑制するので、鼻の穴の広がりを抑えられ小鼻に見えるようになります。

さらに、注入施術になのでダウンタイムは短く、注入後数日から効果が出始めます。ただし、半年ほどで効果が切れてきますので、定期的に打ち直される方が多いです。

対処法②：小鼻縮小術

対して、鼻のもともとの形が大きく気になられる方には「小鼻縮小術」が適応になります。小鼻縮小術は鼻の形に応じて、不必要な部分を切除して鼻の穴の形・鼻翼の形を整えていく施術になります。

小鼻縮小術は切開系のオペですのでダウンタイムは多少ありますが、効果は半永久的で、多くの方にご満足いただいております。

最後に

笑うと小鼻が広がる原因とその対処法について詳しく解説しました。笑い方を変えたり、もともとの鼻の形を変えたりするのは容易ではありません。

しかし、当院ならボトックス注射や小鼻縮小術によって、「小鼻が気になってしまう」というお悩みに寄り添えるかもしれません。もちろん「ボトックス注射＋小鼻縮小術」の組み合わせも可能ですので、患者様のご希望に応じてご提案させていただけたらと思います。

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