夏に向けてダイエット①

 

 

夏に向けて痩せたくなる人が増える季節になってきており、当院でも痩身の相談が増えてきています。

まずは、肥満という現象について考えます。医学的には肥満は「ＢＭＩが25以上」の状態を指します。健康にも悪く、この値を超えると各種疾患にかかりやすくなり、死亡率が上がることがわかっています。

※BMI（Body Mass Index）はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数のこと。計算式はBMI ＝ 体重kg ÷ (身長m)²

逆に、このＢＭＩ値が18.5未満の状態を医学的には「痩せ(低体重)」といいます。

 

ただ、「女性の抱く理想のボディイメージ像＝単純な体重減少」という単純な関係はどうにも成立しなさそうです。

 

 

女性の憧れるボディイメージは

①パーツごとに引き締まっている、特に顔・顎下・ウエスト・二の腕・大腿

②体脂肪率・筋肉量などの客観的数値はあまり参考にしていない

(③可能ならば、バスト・ヒップは適度なボリュームが欲しい)

といった特徴がありそうです。

 

ただ実際にはこういったイメージ通りの体を作り上げるには、ご自身の努力だけでは限界がありそうです。

 

食生活改善や運動などによってカロリーバランスを調整することは体重減少においては大変有用なことですが、望んだ一部分のみを狙って絞るということは難しくなります。

 

痩せの機序から考えると部分痩せに最も効果的となるのは脂肪吸引などでその部位の脂肪細胞自体を減らしてしまうことだと思われます。

また、当院ダウンタイムが取りにくい方にも対応可能な最新の脂肪冷却装置の「クリスタル」も用意しております。これからの季節に向けて、理想的なカラダ作りの参考になれば幸いです。