横顔美人の条件とは？～現役医師が解説します！

こんにちは。R Beauty CLINIC銀座院副院長の吉田です。
このブログに辿り着いた方には、横顔にお悩みがあった方も多いのではないでしょうか。
今回はそのような方向けに、横顔が美しく見える条件と、そのための最適な治療法をご紹介していきます！

まず、横顔の構成要素から考える必要がありますが、上から順におでこ→眉間→鼻筋→鼻先→口唇→顎という流れになります。

美しい横顔のためには、この流れが自然でかつメリハリがあるカーブを描くことが必要とされています。

しかしながら、日本人の場合、様々な部位にコンプレックスがある場合があります。
部位別に治療法に関して解説します。①・②の鼻に関しては鼻整形解説も合わせて参考にしてください！

①眉間・鼻筋を高くする適応がある人

鼻の始まりの位置が目の位置より下だったり、目と目の間が低い人が適応になります。
ここの部分にはプロテーゼ挿入やヒアルロン酸注入が適応になり、鼻の始まりの位置を上向きに伸ばすことが出来ます。
プロテーゼ
ヒアルロン酸

②鼻先を高くする適応のある人

さて、これは日本人で多いパターンです。大尾翼軟骨という鼻先を形作っている軟骨の発達が未熟で、多くの場合で短鼻・団子鼻も伴っています。
鼻尖形成術・耳介軟骨移植・鼻中隔延長術で鼻先を下向きに伸ばすことが出来ます。
鼻尖形成術
鼻尖部軟骨移植
鼻中隔延長術

ですが、単純に上の２つだけでは不十分な場合があります。

③おでこの高さが足りない人

鼻を高くする施術をする際におでこの高さは一つ大きな因子になります。
おでこから鼻先にかけての美しいカーブは、「山（おでこ）→谷（鼻根部）→山（鼻先）」となっています。
プロテーゼ挿入などで鼻根部の谷がなくなるぐらいに鼻筋をどんどん高くすると、いわゆる「アバター鼻」になってしまいます。
そのため、鼻の施術をする際には額の状態を診察することは必須であり、適応がある場合は組み合わせて施術を行うと大変良い結果が得られます。

おでこの形成術はヒアルロン酸注入や脂肪注入術といった選択肢があり、若々しさや女性らしさ、美しい横顔を形成するなどの印象変化を得ることが可能な為、近年では20～50代の幅広い年代に大変人気が出ております。

④顎先を出す必要がある人（Eラインの観点から）

Eラインとは、横顔の鼻先と下アゴの突端部を直線で結んだラインのことで、この線の内側に唇が納まっている横顔が美しいとされています。
ではこのEラインを整えるには、様々な方法がありますが、おおまかに「鼻先を整える」「アゴの高さを出す」のふたつに分けられます。鼻の施術だけで不十分な場合は顎を前方に出す必要があります。
その場合はヒアルロン酸注入による簡易なものもありますので、適応に応じてご提案させていただきます。

当院では患者様のコンプレックス・希望に応じて必要な施術パターンをご提案させていただきます。