鼻筋を通す

前回、だんご鼻についてお話しさせていただきましたが、【きれいな鼻】を作るにあたって次に大事になるのは鼻筋の高さです。

低い鼻を高くする際や、鼻筋を通す際には『隆鼻術（りゅうびじゅつ）』と呼ばれる美容治療が必要になります。

隆鼻術にもいくつか種類がありますので、ダウンタイムやどのくらいの高さを出したいかなどで決めていきます。

 

❶ヒアルロン酸を使った隆鼻術

鼻の形成に適したヒアルロン酸を鼻背や鼻根に注入することで、鼻のラインや高さを整えます。

顔全体のバランスを考えた上で鼻のラインを調整するため、自然な仕上がりが期待できます。

メリットはダウンタイムがほぼ出ないことです。

逆にデメリットはヒアルロン酸は吸収されるため高さを保つ為には注入し続ける必要があります。

→ヒアルロン酸の詳しい説明はコチラ

 

 

❷シリコンプロテーゼを使った隆鼻術

シリコンプロテーゼによる隆鼻術は、鼻に人工の軟骨（シリコンプロテーゼ）を挿入し、鼻筋を高くする手術です。

安全性が高く持続性も半永久的であり、元の鼻に戻ってしまうこともありません。

術後は数日間しっかり固定し、一ヶ月間は衝撃を与えないようにする等、いくつかの注意点があります。

ヒアルロン酸に比べると腫れが出るためダウンタイムが長いことがデメリットと言えるでしょう。

→シリコンプロテーゼの詳しい説明はコチラ

 

 

❸吸収糸(医療用)を使った隆鼻術

鼻を切開するのではなく、鼻先から医療用の吸収糸を挿入し、鼻筋を高くする隆鼻術です。

PCL(ポリカプロラクトン)と呼ばれる素材は、FDA、CE承認を得た医療用の安全性の高い素材で、約2年ほどかけて吸収します。

鼻に挿入することで、プロテーゼと同等の高さを出すことができます。

また、ヒアルロン酸とはことなるため流れる心配もありません。

メッシュ構造となっているため、挿入後は自身の組織が入りこみ、自分の組織に置き換わっていくことで形が維持されます。

ヒアルロン酸を何度も注入している方やダウンタイムが取れず、プロテーゼに抵抗がある方におすすめです。

→R式メッシュ法の詳しい説明はコチラ

 

 

お客様の理想の鼻、ダウンタイムが取れるか否かを含めてカウンセリングでは最適な治療を提案していきます。