バストアップ～豊胸術について

夏が近づいてきており、海に行くことを考えている女性も多いのではないでしょうか。美容整形の相談内容としても、この時期は豊胸・痩身のご相談が増えてきております。

豊胸術につきましては、現在大きく分けて2種類あります。

①シリコンインプラント挿入による豊胸

シリコン製のバッグを入れることでバストを大きくします。メリットとしては大きくサイズアップが図れることになります。
リスクとしては、バッグ周囲に形成される被膜の拘縮や感染、表面がいびつになるリップリングという現象などが挙げられます。
大体バッグの寿命は大体10年程度と言われており、抜去や入れ替えになる方がいらっしゃいます。

②注入による豊胸

注入する素材によってさらに分けられます。

Ⓐ脂肪
ご自身の余分な脂肪を加工して注入することでバストアップを行います。効果も半永久的であり、部分痩せ＋バストアップが両立できるため大変人気な施術です。しかし、一度に注入できる脂肪の量に限界があります。

Ⓑヒアルロン酸
豊胸用のヒアルロン酸製剤を用いてバストアップを図る施術です。ダウンタイム部位としてはバストのみであり、体にも負担が少ないのが特徴です。デメリットとしては数年で吸収されてしまいもとに戻ってしまいます。

Ⓒ非吸収性充填剤
危険性から現在は多くの院では使用されることはなくなりました。日本美容外科学会では「少なくとも現時点において、アクアフィリングならびにアクアリフトを用いた豊胸術を推奨することは出来ない」とされています。当院でも行っていません。

当院では主に注入による豊胸を行っておりまして、デザインもしやすいので是非ご検討ください。