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鼻筋を細くするということは?
鼻美容外科
2024.03.26
「美しい鼻」というのは一般論で定義するのは難しいですが、鼻筋に関して言うと「細く高い鼻筋」を求める方が多いかと思われます。
なので今回は鼻背ライン、特に正面から見た鼻背の輪郭像について書いていきます!
そもそも、鼻を形作る構造は主に骨性と軟骨性に分類することが出来ます。

上1/3は主に骨性(上画像での白い部分)で構成されており、主に頭蓋骨の一部である鼻骨と上顎骨が鼻のシルエットに関連しています。
それに対して下2/3は軟骨性(上画像での青い部分)であり、「鼻尖上部・鼻尖部」に分類することが出来ます。
鼻尖部については、以前にも団子鼻などの項で解説したことはあるかと思いますので、今回は割愛します。
今回は鼻根~鼻尖上部の骨・軟骨の複合成分についての書いていきます。

上野方から順次見ていくと、鼻骨と外側鼻軟骨の重なる部分がまずキーワードになります。
この部分はRhinionと呼ばれており、この部分が突出すると“鷲鼻”と呼ばれます。そしてその突出部のことをハンプ(hump=瘤)と呼びます。
※鷲鼻の治療法については、こちらをご参照ください。
さて、鷲鼻については主に「横からの側面像」が重要になりますが、今回はこの部分の「正面からみた太さ」に関して解説していきます。
鼻先が太く丸いことは「団子鼻」として形容されますが、この部分が太く広がっていると、「広い鼻」として認識されます。
上述のように、この部位は骨と軟骨の複合の部位なので、それぞれに対するアプローチが必要になります。
①骨に対するアプローチ
この部分を細くする方法として代表的な施術が「骨切り幅寄せ」になります。
殴られたなどの外傷の後遺症で、「鼻が曲がった」という人を見たことがあるでしょうか?
そういった人は骨折して不安定な状態の鼻が、自然の治癒力で治る過程で、曲がって固定されてしまった状態で結果的に曲がってしまったと思われます。
具体的には、上顎骨から鼻を形作る領域を骨を切るノミ(オステオトームといいます)で人工的に骨折をさせ、可動性を出させます。

こうして可動性が出てグラグラになった骨格を、ギプスで固定をします。こうすることで骨格から細く改築することが出来ます。
②軟骨に対するアプローチ
鼻尖部や鼻尖上部などは上外側鼻軟骨や鼻中隔軟骨・大鼻翼軟骨と言った軟骨で構成されています。
鼻先の太さに関しては既に団子鼻の説明で解説していますので今回は割愛します。
鼻尖部について
鼻尖の上部に関しては、上外側鼻軟骨が主に形作っていますが、この部位を縛り上げて細くすることも出来ます。
しかしながら、この部位が太く見えてしまう原因の多くは高さの不足であることが多い為、高さ出しで細く見せることが実際には多くなっております。
当院では、患者様ごとに最適なプランを提供させていただきます。
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