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目の下の赤いクマ、原因は何?
2023.05.19
皆さんこんにちは。
今回のブログは、目の下の赤いクマについて。
5月に大阪で行われたJSAS(日本美容外科学会)で発表のあった内容ともかぶる部分がありますが、
目の下の色味でお悩みの患者様が多いため、今回ブログで詳しくお話していきます。
クマにはいろんな種類がありますが、
中でも今回は赤いクマに注目していきます!
目の下のクマが赤くなっている方、いませんか?
目の下の膨らみ(クマ)の原因は眼窩脂肪の突出によるものなのですが、
膨らんでいる部位の皮膚が以下のように赤く見える方がいらっしゃいます。
このような方のクマの治療はどうしたら良いのでしょうか。
治療についてお話する前に、まずは解剖の知識から。
目の下の構造は、奥から手前にかけて、
眼窩脂肪→眼窩隔膜→隔膜前脂肪→眼輪筋→皮下脂肪→皮膚からなります。
この解剖から、クマが赤くなる原因を探っていきましょう。
目の下が赤い原因
上記の構造から考察すると、
目の下の赤みの原因としては、下眼瞼の皮膚の厚さが薄く、眼輪筋の透過が影響しているだろうと考えられます。
眼窩脂肪が多いと、脂肪に押されてしまい、眼輪筋が透けてクマの部分が赤くみえてしまうんですね。
赤いクマの治療は?
治療としては、脂肪除去、いわゆる経結膜脱脂を行います。
脱脂を行うことで、脂肪による眼輪筋や皮膚への圧迫を改善する必要があります。
脱脂だけで改善するの?
先ほどの症例の方は脱脂のみ行っているのですが、脱脂を行うだけでもこのくらい変わります。
一方で、脱脂だけでは赤みが残ってしまう方もいらっしゃいます。
そもそも皮膚が薄いことが原因ですからね。
その場合は、目の下に脂肪注入を併用していくことをお勧めしています。
このような治療で効果が得られることが多い施術ではありますが、
根本的に赤みの原因となる筋肉を除去するわけではないので完全に色味が消えるわけではありません。
いかがだったでしょうか?
今回は赤いクマの治療についてお話しました。
クマと一言に言っても、お悩みの内容によってはご提案する内容が変わってくることがあります。
また患者様の目元の状態によっても適応が異なるので、自分の目元は何の治療が必要なのかわからないという方、一度診察にお越し下さいね。
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