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小鼻縮小のみをやると鼻先は大きくなる?
鼻美容外科
2023.08.19
今回は皆様からよくいただく「小鼻縮小をすると鼻先は大きく見えるのか?」という質問に関してお答えさせていただきます。
①団子鼻についてと、小鼻縮小の影響
そもそもどのような鼻を団子鼻と呼ぶのかについて考えてみましょう。
結論から言うと団子鼻に関しては明確な定義があるわけではないですが、
ある基準によると、小鼻に対して鼻尖部の大きさの比率が60%を超えていると団子鼻と呼ばれるとされています。
今回はこの基準をもとに、小鼻縮小を行った際に鼻先が大きく見えるのかを考えていきましょう。
例として、鼻尖/小鼻=0.5/1=50%の人をサンプルとして考えてみましょう。
この人は、上記に基準に照らし合わせると、比率が60%未満なので、団子鼻ではないです。
では、小鼻の幅を2割程度小さくなるように小鼻縮小のみを行うと、比率はどうなるでしょうか?
計算してみると、
鼻尖/小鼻’=0.5/0.8=62.5%となりますので、結果的に団子鼻になってしまっています。
つまり鼻先に対して何も手を加えず、小鼻縮小のみを行うと、
鼻先の大きさ自体は変化していないにも関わらず、
相対的に大きく見えてしまう(団子鼻が強調される)現象があるということです。
こうならないためにも、「小鼻を小さくしたい」というご希望の際には、「鼻先も同時に小さく整える」ということを検討する必要があります。
②実際にはどのような比率が美しいのか?
では、実際に鼻先を同時に整えるとなってもどのようなバランスで整えたらいいか、
不安に思われる方もいらっしゃると思います。
もちろん人ごとの顔立ちによって美しさの基準というのは変わりますが、一般論で言うと、
小鼻の幅は目と目の間の距離(内眼角間距離)に収まるのが美しいとされております。
また、小鼻に対する鼻尖の比率は概ね1/3程度の収まる範囲が理想的とされています。
ただ、小鼻の幅はこの内眼角距離のみを基準に考えればいい訳ではなくて、
実際には鼻孔の形状や、その人の眼球の位置も考慮しなければなりません。
また、鼻尖の形状は細さの他にも、高さ・ボリュームなどを含め三次元的に様々な構成要素を考えてデザインする必要があります。
そのため、当院では実際には患者ごとに適応を考えて、適切な施術プランを検討させていただきます。
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