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ハンプ鼻(鷲鼻)の色々
鼻美容外科
2023.04.04
「美しい鼻」というのは一般論で定義するのは難しいですが、鼻筋に関して言うと「細く高い鼻筋」を求める方が多いかと思われます。
なので今回は鼻背ライン・鼻背の輪郭像について書いていきます!
そもそも、鼻を形作る構造は主に骨性と軟骨性に分類することが出来ます。
上1/3は主に骨性で構成されており、主に頭蓋骨の一部である鼻骨と上顎骨が鼻のシルエットに関連しています。
それに対して下2/3は軟骨性であり、「鼻尖上部・鼻尖部」に分類することが出来ます。
鼻尖部については、以前にも団子鼻などの項で解説したことはあるかと思いますので、今回は割愛します。
そこで今回は、鼻背ラインを構成する鼻根~鼻尖上部の骨・軟骨の複合成分について書いていきます。
さて、鼻背に悩みを持つ人の悩みとしてはハンプ(こぶ)と呼ばれる部分があります。
この部位は、解剖学的には鼻骨と外側鼻軟骨・鼻中隔軟骨の重なる部分になります。
この合流部位が外方向に向かって突出・発達すると、瘤のように膨らんで見えてしまいます。
実際に診療していると、美容的なお悩みとしては、
「鼻が長く見える」、「鼻が大きく見える」、「垂れて意地悪な感じの鼻」など様々なお悩みを伺います。
さてこのハンプ鼻ですが、実際には
・真性ハンプ(鼻背が鼻根-鼻尖ラインに対して外側方向に突出している)
・偽性ハンプ(下垂鼻)
・上記2つの複合タイプ
に分類することが出来ます。
日本人でワシ鼻が目立つ場合、「複合タイプ」が最も多く、
治療法としては「鼻背の瘤に対する治療」+「鼻尖の高さ出し」が中心となります。
瘤に対する治療法としては【ハンプ削り】や【骨切り術】が考えられます。
【ハンプ削り】は、骨格の構造自体は変えずに骨の表層部の厚みを薄くする方法になり、【骨切り術】は、人工的に骨折を行い、骨格自体の構造を変化させることで高さ・太さを調整する手術になります。
当院では、患者さまのご希望に応じて最適な方法を提案させて頂きます。
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