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切らない鼻形成で使う糸はすべて一緒なの?実は素材や形状で差が出るんです!
2025.07.25
その解決策の1つである体に吸収される特殊素材を用いた手法は、確かにダウンタイムが短いというメリットもあります。
切開を必要としない、注入後は体に吸収されると言われる特殊素材の特徴をまとめたので紹介します。
鼻に入れる糸の素材として用いられる機会が多いのがGメッシュやGコグノーズです。
どちらもPCL(ポリカプロラクトン)と呼ばれる素材からできており、Gメッシュは糸を筒状に編むことで鼻の高さを出すために使用されます。↑こちらはGメッシュです。
Gコグノーズは鼻筋を整える目的で使用され、溝がある棒状に加工されています。
棘状のコグではなく、溝のようにしたプレスコグにより接する面積が広くなり強い固定力が期待できると言われています。
PCLが体内に吸収されるまでの期間は約2年です。
PDO(ポリジオキサン)と呼ばれる素材を使用しているミスコは、棘が付いた太めの糸のような形をしています。
棘が鼻の組織に食い込むことで固定力が期待でき、鼻の高さを出すことが可能です。半年から1年ほどで体に吸収されます。
素材によって吸収されるまでの時間に違いがあり、形で鼻を高くしたり、鼻筋を整えたりするなどの目的で加工する形が変わります。
目標となる鼻の形を明確にイメージすることで、切らない鼻形成に用いるのに適した素材や形状の選択につながるでしょう。
ここまでの説明でPCL素材とPDO素材の大きく2つに分類されることが分かったかと思います。
ですが、注意点があります。
それは、Gメッシュのような糸でも、5年以上経過しても全く溶けていない例があるということです。
効果を保てると言えば聞こえはいいですが、手術から数年後に症状が出てくるということもあり得ます。
重要なのは、リスク、メリットデメリットを理解した上で施術を受けることです。
間違っても、
・基本となる本数以上の糸を入れること(入れすぎ)
・説明をあまり受けずに一つの院で即決すること
は避けましょう!!
糸を入れすぎて鼻筋に糸が浮き出てきた、違和感や痛みが出てきた、などの理由で抜去したものを掲載します。

↑
こちらはPDO素材のため、一部溶けかけていました。

↑
こちらはPCL素材ですが、3年以上経過しても待ったく溶けていません。
後悔しないよう、美容整形の施術を受けましょう。
ご参考になれば幸いです。
執筆:名古屋院 木村医師
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