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知られざる『ダイエットのデメリット』『脂肪吸引のメリット』について解説。
小顔美容外科
2023.04.29
ダイエットの歴史は非常に古く、古代ギリシャやローマ時代から存在しています。
現代においては、様々なダイエット方法が存在し、栄養学や医学の進歩により、健康的なダイエット法が広く知られています。
しかし、お悩みの部分によってはダイエットが効果的な場合と効果があまりない場合があります。ダイエットで効果がでない場合とは?
特に顔の脂肪は個人差がありダイエットをすれば全て解決!というパーツではありません。
まず、ダイエットしても減らない脂肪とダイエットで減る脂肪の2種類あるということをご存知でしょうか。
顔の脂肪は年齢とともに、顔の下半分に下がるのでダイエットすると必要な脂肪も減ってしまい老けて見えてしまう場合も。
また、脂肪のつき方にも個人差があり、太っても顔に脂肪が増えにくかったり、反対に顔が特に太りやすい人もいます。
ダイエットのデメリット
ダイエットとは体(脂肪や筋肉や臓器)に蓄えたエネルギーを消費していくことで体重を減らすことです。方法としては、食事制限や運動があります。
脂肪の役割は主にエネルギーの貯蔵庫であり、1kgで約7200kcalを蓄えています。
適度なダイエットは健康にいいですがデメリットがある場合も。
まず筋肉については部分的に鍛えることは可能ですが、脂肪は部分的に減らすことがほとんど出来ないと言われています。
世間でいう部分痩せとは=むくみとりのことであり、自力で脂肪を局所的に燃焼させることはほぼできないと言っていいでしょう。
均一に痩せることで、特に40代以上の方は顔がこけてしまう場合があります。
しかし脂肪はクッションの役割を果たしたり、ホルモンを出したり色々な作用がある脂肪があります。
クッション性の脂肪はバッカルファットや眼窩脂肪、お尻や膝周りの脂肪があり、ダイエットの効果が出にくい部分でもあります。
実は脳も60%が脂質でできており、極端なダイエットをすると脳みそも痩せて小さくなってしまいます。
ダイエットで減らない、改善しない顔の脂肪とは?
ダイエットしても減らない(減りにくい)部分の脂肪は以下のお悩みの方です。①笑った時にリスみたいに膨らむ脂肪。▶︎バッカルファット
②下膨れ感やたるみのある顔。▶︎ジョールファット
③正面から見た時にエラが張っている▶︎脂肪でなく、エラの筋肉や骨
④目の下の膨らみ(目袋)▶︎眼窩脂肪
以上4つの場合はダイエットしてほとんど変化しません。大きさに個人差もかなりあります。
場合によってはダイエットすると周りの脂肪が減ってしまい余計に目立つこともあります。
まとめ
脂肪は全てダイエットで落とせると思われがちですが、ダイエットで減る脂肪と減らない脂肪があります。皮下脂肪・内臓脂肪はダイエットで減るが、その他の脂肪は自力で減らすことができない場合も。
何より無理なダイエットは体調不良の原因にもなります。
標準体重より痩せても減りにくい脂肪は、無理なダイエットより美容医療が効果的です。
執筆:大阪院 小池医師
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