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鼻の穴の形を変える!②~下から見た時の丸さを変える
鼻美容外科
2023.07.08
R Beauty CLINIC銀座院副院長の吉田です。
前回は正面から見た際の鼻の穴の形に関しての記事を書きましたが、今回は下から見た際の鼻の穴の形を変える方法について書いていきたいと思います。
さて、下から見た鼻の穴の悩みで多いのが「丸いので、縦長のスッとした穴にしたい」というご希望です。
①鼻の穴が丸く見えてしまう原因
まず下から見た際の鼻の穴がどのように形作られているかというと、
鼻孔の形は鼻先の軟骨である「大鼻翼軟骨」の下縁の形を反映しています。
なので、下から見た際に「鼻の穴が丸く見えてしまうのが悩み」という方は、
この大鼻翼軟骨が丸く平坦に広がっているという可能性があります。
日本人は欧米人と比べて、この大鼻翼軟骨の硬さが脆弱で、平坦に広がっている方が多いです。
このようなお悩みをお持ちの方は、団子鼻のように鼻先の丸みや、鼻先の低さもお悩みである傾向があります。
また、鼻先を支える力が弱いため、笑った際に鼻先が表情筋の横方向へ突っ張る張力に打ち負けてしまい、
より小鼻の広がりが気になるというお悩みを合併されることも多いです。
また、鼻先を支える土台である鼻中隔軟骨が小さく未発達であることも多いため、鼻先が短く上向きになってしまっていることもあります(俗にいう豚鼻)
このような方は鼻の穴が丸く見えやすく、目立ってしまいお悩みとなることがあります。
②どのような治療法が効果的か?
上記の通り、鼻の穴の形は鼻先の軟骨の形を反映しているので、鼻先の軟骨を加工する鼻尖形成という施術が治療法の中心となります。
具体的には、鼻先の軟骨を様々な縫合法により軟骨の形を変えていくことになります。
縫合法の一例としてTransdomal suture(ドーム作成縫合)という縫合法を最もよく用いることになります。
この方法は大鼻翼軟骨のドーム部分を縫合固定することで、丸く広がった軟骨をシャープに形成していきます。
この縫合を行うことで、丸く広がっていた鼻先はシャープに細く出来ることがあります。
さて、鼻の穴の変化について考えてみましょう。
この図のように、鼻先の軟骨の形がシャープになると、鼻の穴の形も縦長に変化することが分かります。
鼻尖形成は、高さが足りない場合は同時に耳介軟骨移植と組み合わせたり、鼻中隔軟骨が弱い場合は鼻中隔延長術を組み合わることがあります。
軟骨の移植方法として「ストラット法」もありますが、この方法は、左右の大鼻翼軟骨の間に軟骨を挟み込み、
「支柱」を作ることで、鼻先を支える力を補強する方法になります。
こうすることで、鼻の穴を縦方向に引っ張ることで、形が細く見える方もいらっしゃいます。
御自身がどうのような施術で鼻の穴の形が改善するかわからないという方はまずは一度カウンセリングにお越しください!
お待ちしております。
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