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生え際がM字なのは生まれつき?薄毛?おでこが薄い原因の判断ポイントや男性・女性の治療方法を解説
2025.09.18

「生え際がM字型になっているけど、これは生まれつき?」
「もしかして薄毛が始まっているのかも…」
「富士額とM字ハゲの違いがよくわからない」
実は、生え際のM字型は生まれつきの遺伝的特徴の場合もあれば、AGAによる薄毛の兆候の場合もあります。本記事では、生まれつきのM字額と薄毛によるM字ハゲの違いを詳しく解説。
見分け方のチェックポイントや薄毛が原因だった場合の対処法についてもご紹介します。生え際の変化に不安を感じている方、自分の額の形について正しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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生え際がM字なのは生まれつきと薄毛でどう違う?
生え際がM字型だと、「これって生まれつき?それとも薄毛の兆候?」と不安になる方も多いでしょう。特に男性の場合、M字型の額が目立つことで、AGA(男性型脱毛症)との関係を疑う声も多く聞かれます。生え際のM字の原因としては、主に以下の2つが挙げられます。
生え際のM字の原因
一見同じように見えても、背景にある要因はまったく異なります。まずは、生まれつきのM字と薄毛によるM字の違いを整理し、それぞれの特徴をみていきましょう。
生まれつきのM字は富士額など遺伝的な特徴
富士額(ふじびたい)は、おでこの生え際の中央が山のようにくぼみ、左右が張り出した形が特徴です。このようなM字型の額は、江戸時代には美人の条件とされ、今もなお日本人に比較的多く見られます。
富士額は遺伝的な要素が強く、家族に同じような生え際の形があれば、生まれつきの可能性が高いと考えられます。見た目は薄毛に似ていますが、富士額はもともとの毛の生え方による自然な形であり、体質の1つといえるでしょう。髪のボリュームや密度に変化が見られない場合には、基本的に治療は必要ありません。
薄毛のM字はAGAやホルモンの影響による生え際後退
薄毛によるM字型の生え際は、主にAGA(男性型脱毛症)が関係しています。男性ホルモンの一種であるテストステロンが変化して、髪の根元にある毛包に影響を与えることで薄毛が進行するとされています。
特に額の両端はこの影響を受けやすく、左右の生え際が後退してM字型が目立ってくるのが特徴です。また、睡眠不足やストレス、脂っこい食事がホルモンバランスを乱し、進行を早めることもあります。
「最近、生え際がどんどん下がってきた…」と感じたら、進行しているサインかもしれません。こうした変化に気づいたタイミングが、見直しのきっかけになります。
自分の生え際のM字はどちらが原因?判断する3つのポイント
生まれつきのM字なのか、それとも薄毛によるものなのか。見た目だけで見分けるのは、意外と難しいものです。特に20〜30代で変化に気づいた方の中には、「昔からこの形だった気もする」と感じる方もいます。
一方で、「進行しているような気もする」と悩んでいるケースも多々あります。そこでここでは、生え際のM字の原因を判断するための3つのチェックポイントを紹介します。
M字の原因の判断ポイント
日々の変化に早めに気づくことが、薄毛の進行を防ぐ第一歩です。それぞれ詳しくみていきましょう。
ポイント①:生え際の後退が進行しているか
生え際の後退を確認するには、指を使ったセルフチェックが手軽です。前髪を上げて眉の上に小指を置き、指4本を横に並べてみましょう。人差し指より上に生え際がある場合は、後退している可能性があります。
また、毎月同じ角度で写真を撮り、額の広がりやこめかみの深さを見比べるのも有効です。鏡越しでは気づきにくい微妙な変化も、時系列で確認するとはっきり分かることがあります。生え際が少しずつ後退してきたと感じる場合は、進行型のサインかもしれません。
変化が続いているようなら、早めに気づくことが対策の第一歩となります。
ポイント②:家族に薄毛の傾向があるか
AGA(男性型脱毛症)の発症には遺伝が大きく関与しており、そのリスクは約8割が遺伝的要因ともいわれています。特に、薄毛の原因となる男性ホルモン受容体(AR)の遺伝子はX染色体上に存在します。男性のX染色体は母親から受け継がれるため、「母方の祖父が薄毛の場合、孫も薄毛になりやすい」と言われるのはこのためです。
一方、男性ホルモンを脱毛の原因物質に変換する5αリダクターゼという酵素の活性度は両親のどちらからでも遺伝する常染色体遺伝です。父親が薄毛の場合も、発症リスクが高くなると考えられています。
このように、AGAのリスクは父母両方の家系から受け継がれる可能性があります。そのため、父方・母方の両方の親族に薄毛の方がいるかを確認することが、遺伝的傾向を知るうえで1つの目安となるでしょう。
ポイント③:抜け毛の量や髪質に変化があるか
毎日の抜け毛や髪質の変化は、M字型の薄毛が進行しているかを見極める重要なサインです。健康な頭皮では、1日に抜ける毛の本数はおよそ50〜100本が目安とされています。しかし、抜け毛が気になる日が続くようであれば、何らかの進行が起きているかもしれません。
また、AGAが進行すると髪の成長サイクルが乱れ、細く短くやわらかい髪に置き換わる「ミニチュア毛」が増えていきます。枕元や排水口の抜け毛を1週間ほど観察するほか、髪束を指で軽く引いて抜け毛の量を確かめるセルフチェックも有効です。こうした変化に気づいたときは、放置せずに早めの判断が大切です。
生え際のM字が薄毛ならなるべく早い治療がおすすめ
M字型の生え際が薄毛によるものだとわかったら、できるだけ早く治療を始めることが重要です。AGA(男性型脱毛症)は進行性のため、時間が経つほど毛根がやせ細り、治療薬の効果が出にくくなってしまいます。
日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、男性に対してはフィナステリドの内服やミノキシジルの外用を推奨しているのが現状です(参照元:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」)。
ただし、フィナステリドは妊婦や妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性への使用は禁忌とされています。女性の場合は、ミノキシジルの外用など、性別に適した治療法を選ぶ必要があるでしょう。薄毛の進行が疑われる段階で、早めに専門医に相談することが改善への近道となります。
生え際のM字が生まれつきなら「額縮小術」がおすすめ
生まれつきのM字額で「おでこが広い」「ヘアラインを整えたい」と感じる方もいるでしょう。このような場合、薬では改善できないため、外科的に生え際の位置を下げる額縮小術(ヘアライン矯正)が選択肢となります。
額縮小術では、頭頂部側の皮膚を数cm引き下げて生え際を前に移動させます。平均2〜3cmのライン調整が可能で、小顔効果や輪郭バランスの補正も期待できるのが特徴です。切開は生え際に沿って行われ、毛根を残す手法により産毛や細かい毛も自然に残ります。
M字・富士額・四角い額を丸みのあるラインに整えたい方に適した施術といえるでしょう。術後の腫れや内出血は1〜2週間程度で落ち着き、6か月ほどで傷跡も目立ちにくくなるのが一般的です。
生まれつきのM字額が気になる方は、今すぐ下のボタンをタップしてアールビューティークリニックの施術内容をチェックしてみましょう。
生え際のM字が進行しているなら?おすすめの改善方法4選
生え際のM字が徐々に深くなってきた場合、早めの対策が大切です。進行性の薄毛には、根本原因や進行度に応じた治療を選ぶことが重要です。ここでは、医療的なアプローチから美容的な工夫まで、代表的な改善方法を4つ紹介します。
進行型のM字の改善方法
M字型の薄毛は、状態や希望に合わせて複数の対策が選べます。「どれを選べばよいかわからない」という方は、まずは専門のクリニックで相談し、自分に合った方法を見つけることが第一歩です。それぞれ詳しくみていきましょう。
改善方法①:AGA治療・FAGA治療
AGA・FAGA治療は、進行を止めつつ発毛を促すための基本的なアプローチです。男性の場合、内服薬(フィナステリドやデュタステリド)で原因物質DHTの生成を抑制します。同時に、外用薬(ミノキシジル)で毛包の活性化を促すのが一般的な治療法です。一方、女性のFAGA(女性男性型脱毛症)では、ミノキシジルの外用や低用量の内服が中心となります。
アールビューティークリニックでは、脱毛タイプを確認したうえで、進行度に応じた治療を提案しています。ほかの施術と組み合わせる際のベースとしても重要な治療法です。
薄毛の悩みをできるだけ早く解消したい方や早期の発毛を目指したい方には、アールビューティークリニックがおすすめです。今すぐ下のボタンをタップして施術内容を確認してみましょう。
改善方法②:毛髪再生メソセラピー
毛髪再生メソセラピーは、薄毛が気になる部分の頭皮に、発毛を促進する有効成分を直接注入する治療法です。内服薬や外用薬に比べて有効成分を毛根へダイレクトに届けられるため、より高い効果が期待できるでしょう。
アールビューティークリニックでは、この治療にメソガンという専用機器を使用しています。ミノキシジルや成長因子(グロスファクター)を含む薬剤を、一定の深さ・間隔で均一に注入できるのが特徴です。
使用する針は極細のため痛みは少なく、麻酔も必要ありません。施術後のダウンタイムもほとんどなく、傷口以外なら当日からシャワーも可能です。そのため、日常生活への影響を最小限に抑えながら、本格的な薄毛治療を受けたい方に適した施術といえます。
早くしっかり髪を生やしたい方は、アールビューティークリニックの毛髪再生メソセラピーをチェックしてみてください。下のボタンから、施術の内容や詳細をご覧いただけます。
改善方法③:自毛植毛
生まれつきのM字の生え際や、AGA(男性型脱毛症)で後退したヘアラインを改善する根本的な治療法として、自毛植毛があります。自身の後頭部などAGAの影響を受けにくい部分の毛髪を、毛根の組織ごと気になる生え際に移植する外科的な施術です。
薬物治療では難しいヘアラインを物理的に下げる・形を整えることが可能で、一度定着すれば半永久的に生え変わり続けるでしょう。自分の組織を使うため、拒絶反応が起きる心配もありません。
ただし、外科手術となるため、費用やダウンタイムについても事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
改善方法④:アートメイク
アートメイクは頭皮の表面に微細なドット状の色素を入れ、毛穴の影を再現することで生え際の透け感をカバーする方法です。毛が増えるわけではありませんが、短髪スタイルほど自然に見え、施術当日から見た目の密度感を補えます。
自毛植毛の傷跡を目立たなくする目的でも活用され、仕上がりは数年持続します。色素が徐々に薄れるため、必要に応じてリタッチしながら維持するのが一般的です。
外科的処置や内服治療に抵抗がある方、治療中の見た目をすぐ整えたい方に向いたカモフラージュ手段といえるでしょう。
生まれつき生え際がM字に関するよくある質問
生まれつきM字型の額は個性の1つとはいえ、不安やコンプレックスにつながることもあります。「気になるけれど、なかなか人には聞けない…」ここでは、そんな生まれつきの生え際に関するよくある3つの質問にお答えします。
よくある質問
生まれつきのM字額は必ずしも薄毛に直結するわけではありませんが、変化に気づいたときには早めに対応することが大切です。自分のケースに当てはまるか迷ったら、医療機関で相談してみるのも1つの方法です。
生まれつき生え際がM字だと薄毛になりやすい?
富士額など、生まれつきM字型の額は、それ自体が薄毛の兆候ではありません。富士額はあくまで遺伝的な額の形であり、成人後に突然髪が減ることはないと考えられています。
一方、AGA(男性型脱毛症)によるM字ハゲは、ホルモンや生活習慣の影響を受けて後天的に進行するといわれています。ただし、富士額の人が加齢や脱毛の影響で髪が減ると、もともとのM字がより深く見えやすくなる可能性もあります。
生まれつきか進行性かは見た目だけでは判断しにくいため、変化を感じたときは今の状態をチェックすることが重要です。
生え際が生まれつきM字なのは治せるの?
生まれつきのM字型の額は、薄毛ではなく額の形によるものですが、見た目を変えたい場合には美容医療での改善が可能です。代表的なのは額縮小術で、前頭部の皮膚を約2〜3cm引き下げることで、生え際の位置を下げられます。
そのほかにも、自毛植毛で後頭部の髪を移植してラインを整える方法や、アートメイクで陰影を加えてカバーする方法もあります。施術は男女ともに対応可能ですが費用やダウンタイムが異なるため、事前に医師と相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
女性でもM字ハゲになることはある?
女性でも、生え際がM字型に後退することがあります。主な原因としては女性型脱毛症(FAGA)や、髪を強く引っ張る髪型を長く続けることによる牽引性脱毛症が挙げられるでしょう。
FAGAは頭頂部を中心としたびまん性の脱毛が一般的ですが、生え際の両端が下がって見えるケースもあると報告されています。もともと富士額気味の額を持つ人は、変化に気づきにくいこともあり、進行を見逃してしまう可能性もあるのが現状です。
額のラインや毛量に違和感を覚えたら、原因を特定するためにも早めに専門医へ相談することをおすすめします。
まとめ
生え際がM字型でも生まれつきの富士額なのか、薄毛の進行によるものなのかは、見た目だけで判断するのが難しいケースもあります。生え際の後退や抜け毛の増加があれば、AGAなどが原因となっている可能性もあるため、早めに状態を見極めることが大切です。
富士額のように遺伝的な形の場合でも、見た目が気になるなら額縮小術など美容的な選択肢があります。一方、薄毛が進行している場合には、AGA治療や毛髪再生メソセラピーといった医療的な改善法が効果的です。
生え際の変化に悩んだら、まずは信頼できる医師に相談することをおすすめします。自分に合った方法を見つけることが、将来の安心につながるはずです。
アールビューティークリニックでは、あなたの状態に合わせた治療や施術をご提案しています。まずはお気軽に、LINEで無料相談してみてはいかがでしょうか。
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