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二重の埋没が取れるってどういうこと?
2021.09.17
二重には大きく分けて切開法・埋没法があることは以前に書きました。今回はこの内、埋没法の経過について説明します。
埋没法は糸によって重瞼線(二重の線)を作っていく治療法になります。
この方法は簡便でかつダウンタイムが短いため、ハードルも低く、施術を希望される方は大変多くなっております。しかしながら、多くの方が気にされるのが「取れるのではないか?」「どれくらい持続するのか?」を心配される方が多いです。
実際に取れるメカニズムについて考えてみます。
埋没が取れる場合は実際には「ある日急に一重に戻った」ということは実際にはかなり少なくて、多くの場合は「次第に薄くなってきた」という経過をたどることが大多数です。
ではどうしてこのようになるのでしょうか?
実際には、埋没法では二重を作る際には目の奥の瞼を開ける筋肉(上眼瞼挙筋)もしくは瞼板と瞼の皮膚を縫い合わせることで二重の線を作っている訳ですが、この縫い留めている糸が徐々に瞼の組織内に埋まって沈み込んでしまうことで皮膚を縫い留める力が弱くなってしまうことで二重の線が薄くなってしまうと考えられています。
そのため、この埋没法の持続を維持させるために様々な工夫がなされています
①挟む面積を広くする
点留めの埋没法であれば、横にも糸を通してループ状の形を作る方法(スクエア>トライアングル)の方が若干取れにくいと考えられます。
②留める点の数を増やす
これについては線留め(=無数の点で留めていく)の方法で、皮下の組織での引っかかる部位を増やして沈み込みにくくなると考えられています。
③2本の糸をツイストさせる
2つのスクエアループの糸が互いに絡みあうことで、互いの糸が支えあい、沈み込みにくいとされています。
④取れやすい箇所(緊張がかかる部位)に補強の糸をかける
蒙古ひだが発達しており、もともと末広型の二重になりやすい人などが、平行型の二重を希望された場合には、目頭側の二重は取れやすいことが知られています。なのでそういった部分は取れにくいように重点的に支える構造が必要になります。
このように、いくつかの方法で二重埋没法を取れにくくする方法がありますので「一度やったことはあるけどすぐに取れてしまった」という方にも様々なご提案させていただきます。
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