私のまぶたって厚い？脂肪が多い？自己判断が難しい理由とは

二重にするには今や埋没法はかなりポピュラーな方法です。
ただし、まぶたの状態は一人一人違うため、技術力・施術内容・デザインが同じだとしても、ほとんどが同じ結果にはならないという事実があります。

状態が違うというのは具体的には

①瞼の厚み
②目を開く力
③奥目か出目か
④瞼のたるみ度合い
⑤タレ目かつり目か
⑥蒙古襞の有無

といった違いがあります。

よく患者様は「私はまぶたが厚いから」という表現をされます。
今回はその違いについて解説します。

まぶたが厚いとは？

瞼が厚いという状態は３パターンあることを知っておかないと施術選びで失敗するリスクが上がります。


ぱっと見た違いは分からないと思いますが、まずは一つずつ見分けていきましょう。

①眼窩脂肪が多いタイプ

眼窩脂肪という眼球を守るクッション性の脂肪が多いタイプ。
埋没法と一緒に行う医師が多いですが、本当に眼窩脂肪が多いタイプは全体の３０％程度です。
適応がない方に行うと目の上が窪んだり、二重が薄くなったり、しこりになったりするリスクがあります。

適応施術→上眼瞼の脂肪脱脂

②まぶたの上部が厚いタイプ

ROOFと呼ばれる眉毛の下の脂肪やたるみが多いタイプ。
眉下切開（眉下リフト）を行うことで、瞼の厚みが薄くなるのでスッキリした目元に変化できます。
眼窩脂肪も多い場合もあるので、同時に取ることもできます。

適応施術→眉下切開・ROOF切除

③まぶたの下部が厚いタイプ

皮膚の厚みや皮下組織(隔膜前組織)や眼輪筋が多いタイプ。
原因が脂肪ではないため、脂肪をとってもほとんど効果がありません。
切開法二重により皮下組織や眼輪筋などを減らすとスッキリします。

適応施術→上眼瞼の脂肪脱脂

 

まとめ

まぶたの厚みの原因はいくつかある。
眼窩脂肪、眼輪筋、皮膚・皮下組織、ROOFのどれが多いかを正確に見極めずに手術を受けると、効果が出なかったり逆効果になったりする場合もあるため慎重に検討する必要があります。

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