シリコンバッグ豊胸後の傷あとテーピング

皆さんこんにちは。
Rビューティークリニックの中西です。

シリコンバッグ豊胸を行うと、シリコン挿入部の脇や胸下に数㎝の傷ができてしまうことはご存じの通りです。
傷は徐々に目立ちにくくなりますが、なるべく傷は綺麗に治って欲しいですよね？ 

今回は、シリコンバッグ豊胸後の傷あとケアとしておすすめしているテーピング処置についてお話ししていきます。

シリコンバッグ豊胸の傷について

シリコンバッグ豊胸後はバッグ挿入部に約3～４cmほどの傷ができ、
傷は糸で縫合していくため、1週間に皆さん必ず抜糸が必要になります。

傷を綺麗に治すためには縫合技術はもちろん重要ですが、その後のケアも大切で、
当院では術後の傷あとケアとしてテーピングを推奨しています。

 

テーピングの方法 

術後にお渡ししているテープの種類はこちらのマイクロポアという医療用テープです。

薬局などでも販売されていますので、比較的手軽に手に入れることができます。

 

毎日張り替える必要はなく、このように傷に沿って貼っていただき、剥がれたらはりかえる程度の交換でかまいません。
できれば3ヶ月以上貼ることを推奨しています。

私が乳腺外科で勤務していた際、乳癌術後の胸の傷にも同様の処置を行っており、定期検診の際も皆さんしっかりと継続いただいていました。

1枚ずつぺたっと貼るだけですので手間も少なく、おすすめのケア方法です。
ですが、万が一、赤みやかゆみなどテープかぶれの症状が出てきた場合には使用を中止し、クリニックにご連絡ください。