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「上唇が薄く見える」原因は、ボリューム不足だけではない。
口唇
2026.09.06

術前の口元には、大きく2つの特徴があります。
* ① 口角下制筋の作用が強く、への字口になりやすい
* ② 上唇外側のvermilion show(赤唇の見える量)が少なく、外側にいくほど薄く見える
術後は、この2つが同時に変化することで、口元の表情が柔らかくなるだけでなく、薄かった上唇にもふっくらとした立体感が生まれています。
① 「への字口」から、柔らかな口元へ
術前は口角下制筋(depressor anguli oris)の作用が強く、口角が下方へ引かれやすいタイプです。
そのため、口角が下向きとなり、への字を描くような口元になっています。
術後は口角の位置が上方へ変化し、下向きだった口裂外側が整うことで、口元全体がより柔らかな印象へ変化しています。
また、術前に見られた口角周囲のもたつきや、それによって生じていた影も軽減しています。
② 上唇外側のvermilion showが増え、ふっくら立体的に
もう一つのポイントは、上唇外側です。
術前は上唇中央にはある程度の赤唇が見えていますが、外側へ向かうにつれてvermilion showが急速に少なくなり、上唇外側が薄く見えています。
術後はこの外側のvermilion showが増え、中央から口角付近まで赤唇がより連続して見えるようになっています。
中央だけが目立つ形ではなく、外側まで赤唇の存在感が広がることで、上唇全体に均整のとれたボリューム感が生まれ、ふっくらと立体的な唇に見えるようになっています。
つまり、「上唇が薄く見える」という問題は、単純な組織のボリュームだけではなく、どの部分の赤唇が、正面からどれだけ見えているかも重要です。
口角の形と赤唇の見え方。この両方を考えることで、口元の表情だけでなく、唇の立体感を変えることができます。
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