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整形における「らしさ」とは?
二重目元(二重以外)鼻小顔その他美容外科
2024.06.07
今回はお顔の整形全般に対しての総論的なお話になります。
我々が扱う美容外科領域では2つの大きなテーマがあります。
- 形を変える整形(美化手術)
- 加齢による変化を戻す整形(抗加齢手術)
今回はその内、美化手術というところに焦点を当ててみてみましょう。
美化手術には、大きく分けてパーツの整形と輪郭の整形に分けることが出来ます。
パーツの整形で言うと、目の形を変えること(二重埋没法や目頭切開法など)や口の形を変えること(M字リップ形成など)がこれに値します。
対して、輪郭形成は皮膚軟部組織形成(脂肪吸引やフェイスリフトなど)と骨格形成(骨切り術など)などに分けられます。
その点、鼻整形はパーツの整形と横顔の輪郭整形の2つの要素の境界領域になります。
顔の造形における「らしさ」を考える
皆さまには理想とする顔の印象はありますでしょうか?顔貌というのは全体から受ける印象を以て「らしさ」が決まります。
「もう少し女性らしい顔にしたい」などのご相談を受けることも多いです。
しかしながらこの「らしさ」とはすごくあいまいなので、今回は「女性『らしい』」や「可愛『らしい』」を考えていきましょう。
まずは一般的な女性の顔貌の特徴を考えます。
顔貌における性差を見ていくと特に日本人の場合では目と眉が重要とされていています。
その点において、女性らしさとして挙げられるものは
眉は細い・眉と目が近い・目の形が丸い・二重幅が広い
などと言った特徴が挙げられます。
また、鼻は低く細い方がより女性的とされています。
また可愛らしさに関しては、庇護欲を連想させる特徴が大事になってきます。
童顔に関連する特徴としては、
広い額・大きな目・短い顔面・小さな顎
などと言った特徴が挙げられます。
例として2点を挙げましたが「女性らしい」も「可愛らしい」も含め、顔の特徴は微妙に異なります。
ただ、いずれにしても顔を変える手術において自然で美しく見せるには、
外科医の専門知識に加え芸術的なセンスも必要となります。
カウンセリング時のフィーリングも大事になります。
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