
Cカールリップ形成術とは?
Cカールリップとは上唇を横から見た際に、『C』の形にカールしている状態の唇を言います。Cカールしている唇は、前方から見ると唇に立体感が出て、ぷっくりとした可愛い印象になり、また人中も短く見えるため全体的に若々しい印象を与えます。
また、横から見た時に、上唇が前方に突出することでEラインが整い横顔が綺麗に見えるメリットがあります。Cカールリップ形成術は上唇のカールを外科的に形成する方法になります。

Cカールリップ形成術の施術方法
通常の人中短縮術では皮膚を切除し、内部の筋肉を一部処理して人中を短くする施術になりますが、人中短縮術にCカール形成術を組み合わせることで、上唇が綺麗にカールし上唇に立体感とボリュームが生まれます。
Cカール形成術には以下の効果があります。
1. 上唇の立体感とボリューム増加
上唇が上方にカールすることで、上唇に立体感とボリュームが生まれます。
2. 人中短縮効果
上唇が上方にカールすることで、鼻下との距離が短くなり、さらなる人中短縮効果があります。
3. Eラインが整う
横から見た時に上唇が前上方に突出することで、Eラインが整い横顔が綺麗に見えます。
4. 長期的な効果
ヒアルロン酸を唇の輪郭部分に注入することで、Cカールを形成することが可能ですが、効果は一時的です。
Cカールリップ形成術により半永久的な効果が見込まれます。
Cカールリップ形成術のメリット

施術の流れ
STEP 1

手術前に医師とカウンセリングを行い、仕上がりのイメージを共有します。
どれほど人中を短くするのか、上唇のボリュームをどれほど出したいのかなどを詳細に計画します。
また、術後のダウンタイムやリスクについても説明し、患者が納得した上で施術に進みます。
STEP 2

鼻下の皮膚を切除した際に、唇がどのくらい上がるのか、またどのくらいカールするのかを丁寧に計測し、マーキングを行います。
人中の長さや口角の位置、唇の厚みや幅、全体のバランスを見ながら、患者の顔立ちに最も自然な仕上がりとなるようにデザインを決定します。
STEP 3

手術中の痛みを防ぐために静脈麻酔と局所麻酔を併用します。
麻酔により痛みを抑え、施術を快適に受けられるよう配慮します。
STEP 4

鼻下部分に切開を加え、余剰な皮膚部分を切除します。
口輪筋と呼ばれる口周囲の筋肉を処理し、上唇をカールするように上に持ち上げます。
またその際に効果が減弱しないようにしっかりと糸を使って固定します。
STEP 5

切開した部分を丁寧に縫合します。
鼻下の部分は傷の治りに時間がかかるため、縫合は非常に細かく行い、術後傷跡が目立たないようにしています。
STEP 6

施術終了後、人中の長さ、唇の形状や厚みを確認します。
患者にも仕上がりを確認してもらい、納得が得られるよう細かく調整します。
STEP 7

アフターケアや術後の過ごし方まで説明させていただきます。
術後の不安な時期から完成までしっかりサ ポートさせていただきます。
経過に関する疑問やご不明点がございましたら、お気軽にお問合せください。
説明/ダウンタイム/リスク
- 施術時間
- 60分程度
- 傷跡
- 鼻下(傷跡が目立たなくなるまで個人差があります)
- 抜糸
- あり(5~7日後)
- 洗顔
- 1週間後から可能
- メイク
- 抜糸後から可能
- シャワー
- 首から下は当日から可能
全身は24時間後から可能 - 入浴
- 1週間後から可能(長湯は避けて)
- リスク・副作用
- 腫れ、内出血、一時的に口が閉じづらい、感染 など
ダウンタイムの目安と経過
【術後1~3日目】
腫れと赤みが最も強く現れる時期です。施術直後から数日間は鼻下や唇周辺が腫れ、痛みや違和感を感じることがあります。
内出血が見られることもありますが、これは体質や施術内容により個人差があります。
★アイスパックで冷やすことで腫れを軽減することができます。
【術後1週間】
腫れが徐々に引き、赤みも薄れてきますが、まだ軽い腫れや違和感が残っていることが多いです。
約1週間で抜糸を行う場合が多く、抜糸後は傷跡が安定し始めます。
★傷跡のケアとして、処方された軟膏を使用したり、乾燥を防ぐための保湿を行うことが推奨されます。
【術後2~3週間目】
多くの方が術後2週間ほどで腫れがほぼ落ち着き、通常の生活に戻ることが可能です。
化粧で隠せる程度の軽い赤みが残ることもありますが、次第に目立たなくなります。
★メイクでカバーすることも可能となりますが、傷口には刺激の少ない化粧品を使用することが望ましいです。
【術後1~3ヶ月目】
傷跡が安定し、徐々に柔らかくなっていきます。
赤みや違和感もほとんどなくなり、自然な仕上がりに近づきます。
この時期には傷跡がほぼ目立たなくなり、周囲の方に気づかれることも少なくなります。

よくあるご質問
- QCカールリップ形成術は人中短縮術と一緒にやるメニューですか?
- A
Cカールリップ形成術は人中の皮下を上顎の骨に近い硬い膜に縫い付けて人中を凹ませてカールを作る手術になるので、人中部分の皮膚を切って行わなければなりません。
従って基本的には人中短縮を行う際に一緒に行う施術となります。 - QCカールリップ形成術は術後腫れますか?
- A
基本的には内側人中短縮術の術中に行う手技ですので、内側人中短縮術と同等に考えていただければと思います。
腫れは1〜2週間程度で最初はカール感が強く、人中も思ったより短く感じるかもしれませんが、徐々に自然になり3ヶ月で完成となります。
Cカールリップ形成術
Cカールリップ形成術
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